谷一夫市長が一宮競輪場の廃止を発表してから
「よくやった!」という声を聞かないのだが、何故だろう?
自治労が廃止撤回の署名キャンペーンをはじめたようだ。
直接働いている方や関係者の方々には死活問題だろうから申し訳ないなのだが、
この文章内容には疑問がある。
そもそも競輪は「ギャンブル」である。
※世界選手権やオリンピック種目である自転車競技トラックレースは「ケイリン」と呼んで区別されている。
公営ギャンブルは敗戦後の地方財政復興の財源として編み出されたもの。
日本は見事に復興し、公営ギャンブルはその役目を終えたのだ。
まして、赤字を税金で支えるなど本末転倒、言語道断!
車券を買って勝者を当てるギャンブルではなく、スポーツとしてレースを見せる”興業”に生まれ変わらないのなら、
一刻も早く廃止すべきもの。
だって、自分の子や孫に、
「廃止になるところを市民で救ったのだから、二十歳になったら競輪しなさい!」
って、胸を張って言えますか?!
ギャンブルの胴元が儲ける(黒字)には、
「外れ車券を買う人」を増やすこと。
「頑張ってください」なんて気軽に言う方々にはそのからくりがお分かりなのだろうか?
まして、「公営ギャンブル」の民間委託などもってのほか。
競輪場の収入は「入場料」じゃない、「車券の販売」なのだから。
黒字にするには市民の「損失」を増やし、赤字になったら「税金」で補填?!冗談ではない!
一宮競輪場の全敷地面積は約90,500㎡(うち市有地 75,500㎡)